ベルルスコーニ氏「監督は来季ローマへ」
サッカーのイタリア1部(セリエA)ACミランのオーナー(会長)でイタリア元首相のベルルスコーニ氏が16日、ローマで開かれた政治関係の代表者会議を終えた後、ミランの監督について「アレグリ?ローマに行くだろう」と冗談とも本気ともつかない発言をした。17日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどが報じた。
ベルルスコーニ会長は「ローマへの“移籍”は(19日・セリエA最終節の)シエナ戦後に公式発表されるだろう」とコメントした。ミランは現在リーグ3位で、勝ち点2差で4位にいるフィオレンティナと欧州チャンピオンズ・リーグ出場権を争っている。大一番を前にピリピリしている監督、選手ら現場関係者に対して、いかにも彼らしい空気の読めない発言だった。