モウ監督「私にとって失敗のシーズン」
サッカースペインリーグ、レアル・マドリードのモウリーニョ監督が無冠でシーズンを終えることになった。すでにチェルシー(イングランド)へ移ることが有力視されている。
17日の国王杯決勝でアトレチコ・マドリードに敗れタイトル獲得を逃した。ホームでの一発勝負で、試合を優勢に進めながら延長戦での逆転負け。自身も審判に対し判定に抗議して一発退場と後味の悪い幕引きとなった。モウリーニョ監督は試合後「シュートが3度ポストに弾かれるというのは普通ではない。我々は90分で勝てたし延長に入ってからも決定的なシーンが2度あった」と敗者に相応しくないとした。さらに「タイトルを取れなかったのだから私にとっては失敗のシーズン。スーパーカップはあるが意味合いは大きくない。去就についてはシーズン終了後に会長と話し合う」とした。
なお延長戦で相手選手の顔を蹴り上げ同じく退場処分になったFWロナウドとモウリーニョは試合後の準優勝のメダル授与に参加しなかった。