CSKA優勝 本田は観客席で大喜び
サッカーのロシア・プレミアリーグで日本代表MF本田圭佑(26)が所属するCSKAモスクワは18日、ホームでクバンと0‐0で引き分け、最終節を待たずに2006年シーズン以来、旧ソ連時代を含めて通算11度目のリーグ優勝を決めた。
12日のリーグ戦で右太ももを痛めたとみられる本田はベンチ外だったが、観客席で優勝を見届けた。試合終了の瞬間には手をたたき、チーム関係者と抱き合って喜んだ。試合後は無言を貫いたがファンからの写真撮影やサインの求めには笑顔で応じていた。
2010年の加入以来、初のリーグ制覇。スルツキ監督は「本田は6月の試合に向け準備を続ける。心配しなくても大丈夫」と、2冠が懸かる6月1日のロシア・カップ決勝での復活に期待を寄せた。