アンチェロッティ氏、レアル指揮へ布石
サッカーのフランス1部、パリ・サンジェルマン(PSG)のアンチェロッティ監督がクラブに離脱の意志を表明し、レアル・マドリード(スペイン)で来季指揮することについて「可能性の一つ」と認めた。20日のスペイン紙マルカが報じた。
アンチェロッティ氏はフランスリーグの最優秀監督に選ばれた19日、ナセル・アル・ケライフィ会長とレオナルドSDに対しクラブを去る意向を伝えたと記者団に明かした。ただ「まだ1年の契約があり、クラブの回答を待つことになる。数日後には何らかの判断をするだろう。今後のことは複数の可能性がある。レアル・マドリードはその中の一つ」と話した。
ナセル・アル・ケライフィ会長も、アンチェロッティ監督にレアルに移籍する希望があることを確認したとしたが「私が彼に言ったのは契約が残っているということ。普通なら契約は尊重されるもの」と最後の可能性として引き留める方法を探るとしている。すでにアンチェロッティ監督に別の契約を提示したが、これは受け入れられなかったという。