バルサGKバルデスが惜別の食事会
サッカーのスペイン1部・バルセロナのGKビクトル・バルデスが23日、チームの選手、コーチ、スタッフ約50人を招いて食事会を企画、その場で今季限りでチームを去る意志を明かした。
24日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボによると、この会に欠席したのは検査でニューヨークに滞在、24日にバルセロナへ戻るティト・ビラノバ監督、ロサンゼルス滞在中の家族に会うため渡米中のDFピケ、同じ時間にプロモーション行事があったDFダニエウ・アウべスだけ。元GKコーチやクラブ練習場の警備員、コックらゆかりの人たちが集まった。
メディアに対しての公式声明などはないが、食事会の中では自身がバルセロナに所属した今季まで11年の間で獲得したタイトルなど名場面を集めたビデオ上映もあり、事実上の“送別会”といった内容だったという。
バルデスは今年1月にバルセロナに対し契約延長しない意志を通達。現契約は来季終了までだが今季限りで退団することが確定的になった。他クラブへの移籍で契約金が発生するのか現契約を解消するのかは不明。新天地の候補は来季からフランス1部リーグに再昇格するモナコが最有力とされている。