インテル390億円買収話に「売る気ない」
サッカーのイタリア1部(セリエA)インテル・ミラノにクラブ買収話が持ち上がっている。インドネシア人実業家、エリック・トヒル氏が3億ユーロ(約390億円)でクラブの譲渡をオファーした。31日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどが報じた。
以前から、クラブの株を何パーセントか売り渡したい意向のあったモラッティ会長と海外の富豪などとのコンタクトはあったが今回、同氏はクラブ全体を売り渡す意味の株100%を買い取りたいと交渉してきたという。
同会長は「現時点では売り渡すつもりはない」と売却を否定している。トヒル氏は新聞社、テレビ局などを経営する43歳の実業家で、米NBA・76ersのオーナーでもある。