モウ監督、最終戦もカシリャス冷遇
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督がチーム主将のGKイケル・カシリャスを招集外扱いにした。今週を通してチーム練習をしていたにも関わらずのスタンド観戦対応。また、最近先発出場しているGKディエゴロペスが手術で欠場する中での判断。今季最終戦はアダンが先発、ヘススがサブといずれも若手選手が務めることになる。1日のスペイン紙マルカが報じた。
指揮官とキャプテンの亀裂は最後まで埋まらなかった。モウリーニョ監督は自身レアルでの最後の試合もカシリャスを起用しない判断を下した。レアルファンからの非難を集める原因の一つとなったカシリャス冷遇を貫いた。スペイン代表でもキャプテンを務めるカシリャスはすでに数カ月間通常練習をこなしているものの今年1月の怪我から公式戦復帰することなくシーズンを終えることになる。
なおモウリーニョは5月31日、クラブ公式ホームページに自身のコメントを掲載。「たくさんのファンからのサポートに感謝し、批判に敬意を示す。すべての人たちに喜びと健康がありますように。アラ(がんばれ)マドリード」と3行でお別れした。