ネイマール“終値”は74億円超に
サッカーのブラジル代表FWネイマールの獲得に際して、バルセロナ(スペイン)が支払う移籍金が最終的に5700万ユーロ(約74億3000円)となった。最終局面でレアル・マドリードと競り合ったため金額が高騰した。4日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどが報じた。
3日に行われたネイマールの入団会見でバルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ副会長は「他クラブの介入で当初の(移籍金の)予定金額だった4000万ユーロよりも高額になったが、バルセロナでやりたいという選手の意志が獲得の決め手になった」と円満決着をアピール。総額は昨年に先行して支払った1000万ユーロも含まれている。
なお、契約解除金は1億9000万ユーロ(約247億8000万円)に設定された。これは同チームのエースFWメッシの2億5000万ユーロ(約326億)に続き、DFピケ、MFセスク、MFイニエスタ、FWビリャの2億ユーロ(約260億8000万円)らトップ選手と“同等”の扱いになる。