ザックJ、岡崎弾でイラクに1‐0辛勝

 「W杯アジア最終予選、イラク0‐1日本」(11日、ドーハ)

 すでにB組1位が確定し5大会連続5度目のW杯出場を決めている日本代表(FIFAランク32位)は、1‐0でイラク(同98位)を下した。終了間際の後半44分、カウンターから遠藤のパスを受けた岡崎が倒れ込みながら右足で決勝ゴールを押し込んだ。日本は最終予選を5勝2分け1敗の勝ち点17で終えた。イラクはあと1試合を残し勝ち点5のままで本大会出場の可能性が消滅した。

 ザックジャパンは先発に香川、清武らを入れ、1トップのFWにハーフナー・マイクを起用した。前半はハーフナーらのシュートでイラクゴールを脅かしたが、精度を欠いて先制点は奪えず0-0で折り返した。

 後半に入ってもリズムがつかめない日本は20分を過ぎたところで中村憲、前田を次々と投入したが、流れを変えられない。後半37分にイラクに退場者が出て数的優位の状況となり、最後は格下相手に辛勝した。

 日本は15日(日本時間16日)からブラジルで開催されるコンフェデレーション杯に出場し、ブラジル、イタリアなどの強豪と対戦する。

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