チェルシー構想外のマタがバルサ加入も
18日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティーボによると、サッカー英プレミアリーグ、チェルシーのMFマタがバルセロナ(スペイン)に加入する可能性が取り沙汰されている。モウリーニョ監督が自チームに必要としていないからで、バルセロナにとっては思いがけない形でさらにスペイン代表選手を獲得する目が出ている。
チェルシーの顔から一転してリストラ候補に転落したことがそもそもの話の発端。チェルシーの新監督、モウリーニョは前線のテコ入れを進めており、マタを構想から外しているとの見方が広がっている。マタには以前レアル・マドリード入りの動きがあったものの歯止めをかけたのが当時レアル監督のモウリーニョで、選手に対する低評価は変わっていないという。同じくチェルシー所属でスペイン代表のFWフェルナンド・トレスも新天地探しを余儀なくされる恐れがある。
スペインのエル・ムンド・デポルティーボ紙によると、バルセロナがこの機に乗じてマタ獲得を望んでいるという。同選手に対してクラブはチェルシー移籍の際にも招聘に動いた経緯があり、攻撃のポジションならどこでもプレー可能な選手を引き続き高く評価している。
マタはチェルシーとの契約が2016年まであり市場価値は4000万ユーロ(約50億9000万円)。今シーズンは19得点35アシストでチーム総得点の37・5%(全144点)に直接関与した。