本田、ミランと合意 4年13億円
サッカー日本代表MF本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=と、イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランが入団交渉で合意したと、4日付のイタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。契約は4年で、年俸は250万ユーロ(約3億3000万円)としている。
同紙は1面で「本田、ミランと合意 すぐに合流か1月か」と報じ、2面でも「すでに合意 日本人と4年契約」と続けた。ACミランのガリアーニ副会長と、本田の兄で代理人の弘幸氏らが会談し、4年契約の年俸250万ユーロで合意したという。
また、同紙電子版などは、前日午後にミラノ市内のACミラン事務所で、クラブのコンサルタント、ブロンゼティ氏と弘幸氏が本格的な交渉をしたと報じた。双方は電話などでコンタクトを取っていたが、直接の話し合いは初めてという。
本田は、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワとの契約が12月で満了する。ガゼッタ・デロ・スポルトは加入時期は未定とし、ポジションについては4‐3‐1‐2システムのトップ下に入る可能性が高いとした。
移籍市場に関するイタリアの情報サイトも、本田について報道した。CSKAモスクワが、本田に代わるトップ下の選手として、21歳のブルガリア人・ミラノフを獲得。本田の放出に支障がなくなったと伝えている。
一方、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、ACミランがMFロビーニョをサントスに放出する話し合いが順調に進んでいるとした。これに伴い、本田の移籍に関して資金を調達するメドがついたと報じている。