ネイマールめぐり新旧バルサ監督が火花
サッカースペインリーグ、バルセロナに加入したブラジル代表FWネイマールにドイツブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンが触手を伸ばしていたことがわかった。グアルディオラ新監督が仕掛けたもので、バルセロナで指揮をしていた時のアシスタントコーチだったビラノバ監督を過少評価しながら翻意を促していたとされる。11日のスペイン紙スポルトが報じた。
サントス副会長がブラジル紙に明かしたところでは、グアルディオラ監督はネイマール引き抜きを狙って選手の父親と話し合いを持ち、「現在のバルセロナの監督(ビラノバ監督)ではメッシとネイマールを併用するだけの力量はない」などとしてバルセロナ加入の規定路線の再考を求めた。またネイマール横取りのためにはすでにバイエルン・ミュンヘン入りが内定していたドイツ代表MFゲッツェの獲得を後回しにするほどの執着を見せていたという。最終的にはバイエルンのルンメニゲ会長が説得することでネイマール獲得合戦から撤退したと伝えられている。