宮市アーセナル残留へ 浦和と親善試合
「国際親善試合、浦和1-2アーセナル」(26日、埼玉)
J1浦和とイングランド・プレミアリーグのアーセナルの国際親善試合が26日、埼玉スタジアムで行われ、アーセナルがFWポドルスキとアクポムの得点により2‐1で勝ち、日本ツアーを2連勝で終えた。元日本代表MF宮市亮(20)は後半から出場し、無得点だった。
宮市について、オランダリーグ・フェイエノールトが獲得の意思を表明しているが、ベンゲル監督は試合後、「残ると理解していただいて大丈夫だ」と残留させる意向を示した。ただし、「多くの選手を獲得した場合は再考の可能性がある」と含みを持たせた。
3月に受けた右足首の手術から復帰しての3試合目。得点に絡めず、全体的に持ち味を出せなかったという宮市は「しっかり自分に与えられたことをやりたい。W杯へ向けた大切なシーズンになる。体づくりをしたい」と、代表復帰がかかるシーズンを見据えた。