本田、決勝点アシスト 5戦連続先発
「ロシア・プレミアリーグ、CSKAモスクワ1-0クバン」(18日、モスクワ)
CSKAモスクワのMF本田圭佑(27)は、ホームのクバン戦にトップ下として後半ロスタイムまでプレーした。前半11分にMFムサの先制点につながるパスを出し、1‐0の勝利に貢献した。
5試合連続で先発出場を果たした本田が先制点をお膳立てした。前半10分、その前のCKからの流れで前線に残っていた本田がパスを受けると、すぐに中央にパス。ムサが細かなボールタッチで相手守備選手のマークをずらし、左足でシュートを決めた。
前半30分には相手選手からボールを奪った直後に右サイドのムサへスルーパスを狙った。後半18分には前線のFWドゥンビアへのパスを通した。どちらも得点には結びつかなかったが、積極的に攻撃に絡んだ。
日本代表ウルグアイ戦を終え、15日に日本を出発。クバン戦までの調整期間は2日間という悪条件の中、前線の守備もこなした。その直前のプレーで別の選手がオフサイドになっていたものの、同45分にはカウンター攻撃で相手ゴールに詰め寄る場面もあった。
後半ロスタイムに、自身の後釜候補と目されているブルガリア代表MFミラノフと交代した。注目されているACミランへの移籍は、イタリアでの報道によると20日以降にもクラブ間交渉が再開される。