移籍騒動渦中でもルーニー攻守に奮闘

 「イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド0-0チェルシー」(26日、マンチェスター)

 マンチェスターで1試合が行われ、日本代表MF香川真司(24)が所属するマンチェスター・ユナイテッドは0‐0でチェルシーと引き分けた。香川はベンチ入りしたが、開幕から2試合続けて出番がなかった。2連覇を狙うマンチェスターUはイングランド代表FWウェイン・ルーニー(27)が今季初先発して精力的にプレーしたが、決め手を欠いた。チェルシーもミスが多かった。

 マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は互いにミスが多い凡戦だった。ただ優勝候補の両チームによる移籍騒動の渦中にあるマンチェスターUのFWルーニーは攻守に奮闘。モイズ監督を「彼の働きに満足している」と喜ばせた。

 広い視野を生かして好パスを供給し、シュートも。後半30分には自陣深くまで戻って相手からボールを奪い、逆襲につなげた。気迫みなぎるプレーを最後まで続けた。

 昨季加入したFWファンペルシーに押されて微妙な立場にあり、移籍を志願したとされている。17日の開幕戦は途中出場したが、得点を祝うチームメートの輪に加わらなかった。

 ルーニー獲得の申し出をマンチェスターUに断られているチェルシーは、この日の先発にFWが本職の選手を起用しなかった。強烈なメッセージを送ったチェルシーのモウリーニョ監督は「この難しい状況で素晴らしいプレーをした。本物のプロだ」とたたえ、ルーニーがはっきりと移籍希望を表明すれば、再び手を挙げる姿勢を示した。

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