イグアインのケガでカプリ島訴える?

 サッカーイタリア1部リーグ・ナポリのFWゴンサロ・イグアインが26日、カプリ島で海に飛び込んで顔を8針縫うケガをした件で、ナポリのデラウンティス会長はカプリ島と同島のあるカンパーニャ州などの対応に問題があったとして1億ユーロ(約130億円)を請求する意向があることを明らかにした。28日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 それによると同会長は「本人とはまだ会っていない。しかし縫い合わせた箇所がうまく治るよう願う。だが縫合技術のない病院に患者を送ったカンパーニャ州とカプリ島に、損害賠償金を請求する」と話した。これに対して、搬送された同島の救急病院側は「ナポリのチームドクターとも電話連絡を取りながら治療した」と万全を尽くしたことを強調。カプリのレンボ市長は「適切な処置をしたと聞いている。もし訴訟となれば裁判所に判断をしてもらう」とコメントした。

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