カカはミラン復帰か ギリギリの交渉進む
サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのMFカカがチームを離脱する意向を示したことを受け、30日のスペイン紙マルカは移籍の見通しを報じた。最有力候補は、前所属のACミラン(イタリア)だとみらている。
カカの希望は欧州クラブへの移籍。この時点で母国ブラジル、米国または中近東でのプレーの可能性が除外されている。最有力候補はこれまでも“取り戻し”に動いてきた古巣のミランだ。
ミランは最近2年ほどで大幅にメンバーが替わったこともあり、ファンを納得させる補強の必要性があるとされ、日本代表MF本田圭佑(CSKAモスクワ)らの獲得も目指している。ミランCEОのガリアーニ氏は「カカは我々の心の中に生きている。彼の復帰はあり得る」と前向きな姿勢をみせている。
移籍市場の閉幕まであと4日。レアル側が見込んでいる移籍金2000万ユーロ(約26億円)を叩き台に、ギリギリの交渉が進むことになりそうだ。