広島、森保監督就任以来初の連敗で3位
「J1、広島1-2FC東京」(31日、Eスタ)
広島は31日、エディオンスタジアム広島でFC東京と対戦し、1‐2で敗戦。昨季に森保一監督(45)が就任して以来、初めての連敗で3位に後退した。
ミスが敗戦に直結した。前半16分の先制点は、DF千葉がゴール前で渡辺にボールを奪取されて与えた。1‐1から後半36分の決勝点も、自軍でボールを奪われカウンターを仕掛けられた。
攻撃陣も決定力を欠いた。得点は後半17分、CKから佐藤が決めた1点のみ。石原が3度の決定機を逃すなど、決めきれなかった。森保監督は「勝つか負けるかは細部の部分。それを突き詰めていかなければ」と唇を真一文字に結んだ。
7月は5戦5勝で勝ち点を15を積み上げた。しかし、8月は6試合で1勝3敗2分け。勝ち点5しか上積みできなかった。
それでも首位・横浜Mが大宮に敗れたため、勝ち点差はわずか3だ。残りは10試合。FW佐藤は「これから涼しくなる。運動量を上げて自分たちのサッカーをしたい」と力を込めた。敗戦を糧に、2連覇へ向け突き進む。