俊輔、芸術V弾!横浜M首位キープ
「J1、横浜M1-0清水」(21日、ニッパ球)
8試合を行い、首位の横浜MはMF中村俊輔(35)のゴールで清水を1‐0で退けた。仙台は大宮を2‐0で下した。浦和は甲府と1‐1で引き分け、3位に後退した。鹿島は磐田に3‐2で競り勝った。最下位の大分は湘南に敗れ、次節にもJ2降格が決まる。
先制点を決め、守備にも奔走した。横浜Mの中村が、2位との勝ち点差を4に広げる逃げ切りに貢献した。司令塔は「いいプレーも悪いプレーもある。整理して、毎試合準備するだけ」と淡々と振り返った。
J1でのシーズン自己最多に並ぶ今季9点目。マンマーク気味に付いた村松が、離れた隙を逃さなかった。ゴールやや左から左足を振り、右隅に沈めた。「勢いはなかったけどコースは良かった」と自賛する見事なシュートだった。
前半26分には大前のドリブルを止め、同43分には全力で自陣に戻り、ドゥトラの攻め上がりをカバー。足がつり、終了間際に交代を申し出るほど走った中村について、清水のゴトビ監督は「35歳だが、25歳の選手よりも走る」と舌を巻いていた。
清水を破り、サポーターの声援に応える横浜M・中村