柏ドローで10位浮上 工藤が先制ゴール
「J1、C大阪1‐1柏」(22日、長居)
柏は連敗を2で止め勝ち点37で10位に浮上した。前半38分に工藤の得点で先制したが、C大阪と1‐1で引き分け。C大阪は勝ち点41で5位のまま。後半38分に柿谷のゴールで追い付き5試合連続引き分けとなった。
柏が苦境の中で、貴重な勝ち点1を手にした。前半38分、工藤が相手DFラインの裏でパスを受け、最後は右足で押し込んで先制。後半に追いつかれたが「勝ちたかったのは本音だけど、最低限の引き分けを評価したい」と好意的にとらえた。
チームはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に向けて、過密日程の真っただ中。20日未明に準々決勝を終えてサウジアラビアから帰国したばかり。25日にはホームで準決勝・広州恒大戦(中国)に臨む。疲れはあるというが「試合が続く方がモチベーションを保てる」と歓迎した。
プライベートでは大の阪神ファン。この日、V逸が決まったが「CSで倒してくれればいい。2位をキープしてくれれば」と前を向いた。阪神に代わって、ACLで優勝の美酒を味わう。