香川リーグ戦ようやく出場も前半で交代
「イングランド・プレミアリーグ、マンチェスターU1-2ウェストブロミッジ」(28日、マンチェスター)
香川真司(24)の所属するマンチェスター・ユナイテッドはウェストブロミッジに1‐2で敗れ、3敗目を喫した。香川は左MFで先発し、リーグ戦に今季初出場したが前半で退いた。DF吉田麻也(25)とFW李忠成(27)がベンチ外だったサウサンプトンはクリスタルパレスに2‐0で勝利。アーセナルのFW宮市亮(20)はスウォンジー戦でベンチ入りしたが、出番はなかった。チームは2‐1で勝ち、5連勝となった。
香川はようやく出番を得たが、前半限りで交代した。25日のリーグカップと同じ顔触れの攻撃陣の一角に左MFで入った。サイドでの仕掛けや連係も良く、課題の守備でも自陣で体を張った。中に入っての得意の反転シュートも繰り出した。それでも18歳のヤヌザイと代えられた。チームは追い付けず、早くも3敗目を喫した。
モイズ監督が「シンジ(香川)は自分のプレーを示す機会をもらっていると思ってほしい」と語るなど、信頼を得られていないのは明らかだ。交代について香川は「何らかのメッセージだと思ってやるしかない。ポジティブに受け止めて頑張る」と自分に言い聞かせるかのように話した。