カシリャス冬市場での移籍も視野
サッカースペインリーグ、レアル・マドリードのGKイケル・カシリャスが年明けの冬市場に移籍する可能性があることを明らかにした。現状のサブ生活に別れを告げるため、W杯前にリスクを冒してもプレーにこだわる考えがあることを示した。
18日のスペイン各紙によると、カシリャスは個人スポンサー企業の主催行事に参加、その後取材陣に対して自身の状況について話した。カシリャスは「現状で僕の目標はここで(チーム内で)競争し試合に出ること。でも3カ月後も状況が変わらないようだと出て行くことを計画するかもしれない」と、無条件でレアルで続けるつもりはないとした。
一方でR・マドリードのアンチェロッティ監督はイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで「GKのローテーション起用は通常では異例だが、ここで起こっているのは普通ではあまり見れられないこと。ディエゴ・ロペスは良い形でシーズンに入りプレーしているが、もう1人はクラブとスペインサッカーの象徴でチャンピオンズに出す判断をした。2人とも十分に信頼できるGK」と、当面はGK起用の方針を変えるつもりがない姿勢を見せている。