釜本さんが苦言「ザック代えるべき」
日本新聞協会と在阪の加盟新聞、通信、放送21社による第66回新聞週間「記念の集い」が19日、大阪市で開かれ元サッカー日本代表の釜本邦茂さん(69)が来年のW杯ブラジル大会の展望について講演し「日本はパスがうまくなったが選手がゴールに向かわなくなった。このままでは勝てない」と述べ果敢にシュートするよう求めた。
サッカー日本代表がセルビア、ベラルーシとの欧州遠征2試合を無得点で連敗したことに関し「パスを何回通しても1点にはならない」と指摘。「シュートを外すと仲間に悪い、かっこわるいという意識では点が取れない」と自らの選手時代の体験も交えて話した。ザッケローニ監督については「代えるべきだ。選手もマンネリ化している。私がやってもいい」と述べた。釜本さんは1968年のメキシコ五輪で得点王に輝き、日本の銅メダル獲得に貢献した。