グアルディオラ監督“友人”と関係修復
サッカーのドイツ1部、バイエルン・ミュンヘンのグアルディオラ監督が21日、バルセロナ(スペイン)を指揮していた当時の参謀で前バルセロナ監督のティト・ビラノバ氏と再会、悪化しているとされる関係の修復を図った。
22日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどによるとグアルディオラ監督はミュンヘンからチャーター機でバルセロナへ戻り、自宅で3時間にわたりビラノバ氏と二人きりで話をした。ビラノバ氏は自分で車を運転して帰宅。グアルディオラ監督もその足でミュンヘンに戻った。
両者はタッグを組みバルセロナを指揮、数々のタイトルを獲得したもののグアルディオラ監督が勇退、ビラノバ氏が後任に決まったあと関係が悪化。グアルディオラ監督が“浪人生活”にあり、ビラノバ氏が、がん摘出後の治療でともにニューヨークに滞在していたときも顔を合わせた機会はほとんどなかったという。
また、26日に行われるスペイン1部、バルセロナ‐レアル・マドリードの“エル・クラシコ”で、バルセロナの本拠地、カンプ・ノウでファンが前監督の闘病生活をサポートすることになった。毎回恒例となっているプラカードを持って構成されるモザイクで、今回「フォルサ・ティト(がんばれティト)」とのメッセージが送られることが決まった。