本田、絶好の同点機逃し頭抱える
「欧州CL・1次リーグ、CSKAモスクワ1-2マンチェスターC」(23日、モスクワ)
8試合を行い、D組で日本代表MF本田圭佑(27)のCSKAモスクワ(ロシア)は本拠地でマンチェスター・シティー(イングランド)に1‐2で敗れ、勝ち点3のまま。
普段はクールに振る舞うCSKAモスクワの本田が珍しく落胆をあらわにした。後半ロスタイム、こぼれ球に瞬時に反応。太ももで正確に止め、落ち際を打ち抜いたが、強烈なシュートはGKに当たった。絶好の同点機を逃し、思わずピッチに膝を突いて頭を抱えた。スルツキ監督は「あれを決めてくれていれば…」と残念がった。
強豪マンチェスター・シティーが相手でも気後れはなかった。前半32分にはGKからのロングボールで相手DFに競り勝ち、トシッチの先制点をアシスト。個の力でも互角に渡り合い、攻撃陣をけん引した。
ただ、チームを好結果に導けなければ満足感は残らない。本田は無念さを隠すように「お疲れさまでした」とひと言だけ残して立ち去った。