酒井宏ゴール「フクシマのよう」で謝罪
3日に行われたサッカーのドイツ1部リーグ、ブレーメン対ハノーバー戦で、ハノーバーのDF酒井宏樹(23)が移籍初ゴールを決めた際、スタジアムのアナウンサーが「フクシマのようなシュート」と場内放送し、その後、謝罪していたことが分かった。ウェルト紙(電子版)などが4日報じた。
試合はブレーメンの本拠地であり、酒井は前半41分に2‐2の同点に追いつく弾丸シュートを放った。アナウンサーはシュートの勢いのすごさを東京電力福島第1原発事故に例えたようで、ウェルトによると、ハーフタイム中に不適切な発言だったと場内放送で謝罪した。
アナウンサーは「ばかな発言で申し訳なく思う。シュートが光線のようで口が滑ってしまった」と話した。