皆実、激闘PK戦制し10度目全国へ
「全国高校サッカー・広島大会決勝、広島皆実1‐1瀬戸内」(17日、広島広域公園第一球技場)
広島皆実がPK戦の末、今夏の県総体覇者の瀬戸内を下し、3大会ぶり10度目の全国高校サッカー選手権大会の出場を決めた。1点を先制された広島皆実は、後半4分に相手ミスにつけ込み、FW横路のゴールで1‐1の同点とした。その後は両チームとも得点なく延長でも決着がつかず、PK戦で広島皆実が4‐3で勝った。
広島皆実がPK戦の末、全国への切符を手にした。高岡大翼主将(3年)は「前半耐えて、後半勝負のストーリーを描いていた。やるべきことを確認して試合に臨めた。自分たちが思い描いたサッカーができた」と笑顔。藤井潔監督は「全国に向けて破壊力ある攻撃を出せれば…」と3大会ぶりの全国大会に目を向けた。