闘将ドゥンガ氏、磐田の後任監督に浮上
J2降格が決まっている磐田は26日、関塚隆監督(53)と、来季の契約を更新しないと発表した。同監督は「J1残留という目標を達成できず、残念な気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませた。長沢徹ヘッドコーチ(45)、服部健二ゼネラルマネージャー(40)の今季限りでの退任も発表した。
26日午前の練習後、会見に応じた関塚監督の目は充血していた。ことし7月6日の14節C大阪戦から指揮を執った。チームをJ1残留に導けなかった指揮官は「サポーターの願いに報いることができなかった」と無念の表情を浮かべた。
後任監督には、磐田黄金期に「闘将」という異名でチームを支えたドゥンガ元ブラジル代表監督(50)が浮上している。現役時代、3度、ワールドカップ(W杯)にブラジル代表として出場。優勝1回、準優勝1回という輝かしい成績をマーク。指導者としてもブラジル代表監督を務め、2010年W杯南アフリカ大会に出場している。