C大阪・柿谷、逆転Vへ悲壮な覚悟

 「J1、C大阪-鹿島」(30日、Eスタ)

 逆転優勝を目指す4位のJ1・C大阪は29日、鹿島戦(30日、長居)に向けて大阪市内で最終調整を行った。MF柿谷曜一朗(23)は「勝たないと全てが終わる。オレらが目指してきたもの(優勝)に到達できない」と悲壮な覚悟を示した。

 勝つしかない。チームの置かれた状況はシンプルだ。2試合を残して首位横浜Mとは勝ち点6差。鹿島戦に引き分け以下ならその時点で優勝の可能性は消滅する。勝利しても横浜Mが勝てば望みは断たれる。ただ、鹿島には10年8月に勝利して以降、リーグ戦5連敗中と相性は最悪だ。

 剣が峰のチームをサポーターが後押しする。クラブ関係者によると、ホーム最終戦の指定席は既に完売。柏戦(9月22日)で記録した今季最多の3万3174人超えは確実で、4万人の入場者も期待できるという。

 今季限りでの退任が発表されたクルピ監督は練習後、柿谷に「目標に向かって今のプレーを続けてほしい」と言葉を贈った。師の言葉を胸に刻んだエースが、桜色に染まった長居に勝利をもたらす。

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