メッシ不在のバルサ9カ月ぶり連敗
「スペインリーグ、ビルバオ1-0バルセロナ」(1日、ビルバオ)
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナが1日のビルバオ戦で0-1と敗戦。11月26日の欧州チャンピオンズリーグ・アヤックス戦に続き公式戦2連敗を喫した。前回の連敗は今年3月で9カ月ぶりのことになる。
前回は2月26日の国王杯でレアル・マドリードに1-3と敗れ、続くリーグ戦でもレアルに1-2とされていた。ビルバオでの敗戦は2005-06季以来8シーズンぶり。当地での無得点は1997-98季以来で16シーズンぶりのことになる。初黒星となったリーグ戦では首位こそ守っているが、2位のアトレチコ・マドリードとは勝ち点で並ばれた。3位レアル・マドリードとの差は3ポイントに縮まった。
もっともチームは立て直しを誓っている。MFイニエスタは「負けたときには不安になるものだけど落ち着いて対応しないと。すべてを否定することはない」と悲観的になりすぎないよう務めるとしている。マルティノ監督はより前向きで「あなた方(報道陣)は結果を見て判断するし最近2試合のそれはネガティブなものになっているが、試合開始から70分までチームが見せたゲーム支配とプレーの厚みはそれまで勝っていた試合より良く、バルセロナに持ち帰るなにがしかのものがあった」と収穫を強調した。