寿人弾でV導く!サンフレ逆転2連覇へ
J1は7日午後3時半に一斉開始する最終節で首位横浜M、2位広島、3位鹿島に絞られた優勝争いが決着する。広島は6日、広島市内で最終調整。横浜Mが引き分けた場合、勝ち点2差で追う広島はアウェーで対戦する鹿島を退ければ得失点差で上回り、逆転での2連覇を果たす。
広島は約1時間、軽めのトレーニングで調整を終えた。時折笑い声も出るなど、選手は一様にリラックスムード。森保監督は「これまでやってきたことを出し切る。一丸となって戦いたい」と意気込みを口にした。
6試合連続で無得点のエース、FW佐藤は居残りでシュート練習に取り組んだ。逆転優勝には、まず勝利が必要なだけに「前半から貪欲に点を取りにいく。トーナメントの決勝という感じで臨みたい」と力強く話した。
4日には、松井一實広島市長が「現状の2位のままでいい」と発言したことを陳謝するなど、ピッチ外で騒動になった。逆転Vを信じて、同じく優勝の可能性を残している鹿島をたたく。