横浜M・俊輔、マラドーナ伝説再現だ

 J1は7日午後3時半に一斉開始する最終節で首位横浜M、2位広島、3位鹿島に絞られた優勝争いが決着する。3クラブは6日、それぞれの地元で最終調整した。勝ち点62の横浜Mは、敵地で川崎に勝てば9年ぶり4度目のJ1制覇が決まる。大黒柱のMF中村俊輔(35)は、マラドーナの伝説を再現して優勝を成し遂げる。

 MF中村がチームを9年ぶりの優勝に導くため、アルゼンチン代表の伝説的英雄、ディエゴ・マラドーナ氏(53)ばりのプレーをすると宣言した。同氏が1986年W杯メキシコ大会で見せた5人抜きのように、あえてボールを持つ時間を増やして自ら得点を狙う。

 9年ぶり4度目の優勝へ、中村の心技体がそろった。自らの出来が優勝を左右すると自覚。「自分のとこで、どう勇気づけるかというか、自信をつけることができるか」。その例に挙げたのが同じ左利きのマラドーナだった。「自分のところで、1対1のとこでかわして、ビッグチャンスつくって。そういうプレーが好きだしね。マラドーナみたいな」と試合運びの全権を掌握するつもりだ。

 全体練習後に、中村は1時間の個人練習を行った。FKは7本中1本、シュートは43本中21本、PKは6本中4本が成功。FKは不調気味だが、「メンタルが肉体を支配するということで」と高い集中力を大一番で発揮する。

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