FC東京ルーカス骨折…全治6カ月

 FC東京は18日、今季限りでの引退を表明しているFWルーカス(33)が右脛骨(けいこつ)骨幹部骨折で全治6カ月と発表した。22日に行われる天皇杯準々決勝・仙台戦以降の出場は不可能となった。

 ルーカスは、14日の紅白戦の最中に負傷。接触はなく、芝生に足を取られてピッチに倒れ込み、そのまま救急車で救急搬送された。小平グラウンドにサイレンが鳴り響き、選手たちは一様に動揺を隠せずにいた。応急処置を受け、その日のうちに帰宅。その後は、自宅療養を続けてきた。

 ルーカス本人は、クラブが全日程を終了するまで日本に残り、ともに戦う意向を示している。FC東京が功労者の花道を飾るため、「ルーカスのために」という合言葉で天皇杯制覇を目指す。

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