石丸監督2年目…愛媛17位から飛躍だ

 徳島ヴォルティスが四国初のJ1昇格を果たし、JFLのカマタマーレ讃岐は悲願のJ2昇格を達成。愛媛FCはJ2で17位に終わったものの、2013年の四国サッカー界は空前の盛り上がりを見せた。讃岐のJリーグ参入で、「四国3クラブ時代」が幕を開ける2014年。徳島は生き残りを、愛媛は飛躍を、そして讃岐は1年目の大暴れを期して、新たなシーズンに乗り込む。

 13年シーズンを17位で終えたJ2愛媛FC。パスサッカーを掲げて就任した石丸清隆監督(40)は「自分の理想にはちょっと遠いが、多少はクオリティーが上がった」と1年目を振り返った。

 年間43得点はJ2で下から4番目。テンポ良くボールを動かす意識は見られたものの、最後まで決定力不足の悩みは解消されなかった。9月の第35節では敵地でG大阪を1‐0で撃破。終盤の巻き返しに期待がかかったが、第37節から最終節まで6試合連続勝ちなしという味気ない形でシーズン終了。目標の9位以内には遠く及ばなかった。

 愛媛に10年間在籍したMF赤井や、昨季チーム最多9得点のMF加藤らの退団が決定した。12年末に出した、J1昇格を目指す3カ年計画「アクションプラン」の2年目となる14年シーズン。石丸監督は「もっとスピード感のあるサッカーをしたい。タフなチームをつくって順位を上げたい」と17位からの飛躍を誓った。

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