長友覚悟の出発「最後のW杯かも」
一時帰国していたサッカー日本代表DF長友佑都(27)=インテル・ミラノ=が1日、チームに合流するため成田空港からイタリアへ出発した。6月に迎えるW杯へ「出られると決まったわけではないですけど、最後のW杯になるかもしれない」と覚悟を語った。
最後のW杯という考えは、年が明けてから、ふと脳裏によぎったのだという。「半年の間にすべてをかけたい。絶対後悔したくない」と、全力を注ぐつもりでいる。
日本でのオフは主に東京で過ごし、解説者の中西哲生氏の紹介でバルセロナの下部組織に所属する久保建英(12)と合同自主トレも行った。「久保くんには調子に乗って、チャンピオンズリーグの決勝で会おうって言っときました」と刺激を受けた様子だった。
4年後のW杯ロシア大会は31歳で迎える。世界的にみても、十分に活躍できる年齢だが「過去のこと(事例)は分からない」と、あくまでブラジル大会に全力を尽くす考えだ。