桐光学園2大会連続8強入りならず

 「全国高校サッカー選手権・3回戦、四日市中央工1‐0桐光学園」(3日、三ツ沢)

 前回大会の初戦でも対戦した四中工に敗れ、桐光学園の2大会連続ベスト8以上はならなかった。微妙な判定となった前半31分の失点シーンを振り返り、鈴木監督は「こんなことでイニシアチブを取られたことは残念。選手たちには社会に出ても理不尽なことはあると伝えた」と判定に納得いかない様子だった。

 この場面ではオフサイドポジションに相手選手がいたため、一度は副審が旗を揚げたものの、プレーに関与していないとの判定で、ゴールは認められた。失点後に執拗(しつよう)な抗議を続けた湯田コーチが退席処分になるなど後味の悪い試合になってしまった。

 だが、2年生のGK白坂や、1年生のFW小川などが活躍。「1年、2年はプレミアリーグを1年間戦って、選手権も経験できた。次に生かしてほしい」と、新任1年目の鈴木監督は新チームに希望を託していた。

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