星稜PK戦ジンクス破り8強入り
「全国高校サッカー選手権・3回戦、星稜0(5PK4)0玉野光南」(3日、駒沢)
星稜(石川)がPK戦の呪縛を振り払った。常時8人を守備に割いた玉野光南(岡山)を崩しきれず、PK戦に。1人が枠を外した相手に対し、星稜は5人全員が成功。4強に入った昨年から2年連続となる8強入りを果たした。
ACミラン入りする本田圭佑を擁した04年や、鈴木大輔(柏)の07年、前年の12年など、PK戦で敗退するケースが多かったが、GKに蹴るコースを予告した上でPKを決める練習が奏功した。
3人目で成功した寺村主将は「星稜はPKが弱いっていうイメージがあった。結構練習しましたし、いいハートを持ってます」と胸を張った。