カズ、ヒデは?過去のセリエA入団会見
サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)の名門ACミランに加入した日本代表MF本田圭佑(27)が8日12時30分(日本時間同日20時30分)からミラノ市内にある本拠地、サンシーロ・スタジアムで入団会見に臨んだ。
通常、ミランの入団会見は練習場・ミラネッロの記者会見室で行われるが、今回はサンシーロ・スタジアムのエグゼクティブ・ルーム。過去には元イングランド代表MFデビッド・ベッカム、イタリア代表FWマリオ・バロテリの入団会見でしか使われていない会場で、本田に対する期待の大きさがうかがえる。会見にはミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが同席して、赤と黒の背番号「10」ユニホームを初披露した。
【主な日本人選手のセリエA入団会見】
◆三浦知良(ジェノア) 1994年7月28日、ジェノバ市内で入団会見。日本人選手初のセリエA移籍であり、背番号「11」のユニホームが渡された。
◆中田英寿(ペルージャ) 98年7月24日、トレアルフィナで入団会見。ルチアーノ・ガウチ会長の古城を改築した邸宅で背番号「7」のユニホームが渡された。フェラーリの携帯電話をプレゼントしたガウチ会長は「本当のフェラーリのマシンはもう少し後。今後の活躍次第で贈りたい」と期待を口にした。
◆中村俊輔(レッジーナ) 02年7月23日、ミラノ市内の高級ホテルで入団会見。背番号「10」のユニホームが渡される。本拠地のあるレッジョカラブリアから州知事、県知事、市長も同席。日伊合わせて100人誓い報道陣が集まり、「日出ずる国のバッジョがイタリア上陸」と資料には記された。
◆長友佑都(チェゼーナ) 10年7月14日、チェゼーナ市内のボンチ劇場でイゴール・カンペデリ会長、マッシモ・フィッカデンティ監督が同席して入団会見。長友はイタリア語で「長友です。よろしくお願いします。チェゼーナでプレーできることになりうれしいです」とあいさつ。