サッカーイタリア１部リーグ、インテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友佑都が、ＡＣミラン入りした日本代表ＭＦ本田圭佑に対して、ミラノ・ダービーでの対戦を心待ちにした。９日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

　長友は「本田がイタリアでプレーすることになって、まず何よりもうれしい。代表のチームメートという前に友人だ。それもサッカー界の中では親友のうちの一人。同じフィロソフィーを持ち、常にトップを目指してきた」とセリエＡ参戦を歓迎した。そして「これまでにも“中田ＶＳ中村”という（日本人）ダービーマッチがあったが、長友-本田対戦は本物のダービーになる。素晴らしい」とはやる気持ちを口にした。

　９日夜（日本時間１０日未明）に行われるイタリア杯・５回戦、ウディネーゼ対インテル、１５日のミラン対スペツィアでインテル、ミランがそれぞれ勝てば、早くも２２日に準々決勝で対戦することになる。「本当のダービーマッチが早くに実現するかもしれない。今から待ちきれないよ」と楽しみにしている。

　また同日のコリエレ・デロ・スポルトは１２日のサッスォロ対ミランでは、本田はベンチスタートだろうと予想している。