現地紙絶賛!本田はゴールでおもてなし
「イタリア杯・5回戦、ACミラン3-1スペツィア」(15日、ミラノ)
サッカーイタリア杯・スペツィア戦で初ゴールを決めたACミランの日本代表МF本田圭佑について、16日のイタリア主要スポーツ紙はミラン監督に新たに就任する元オランダ代表クラレンス・セードルフ新監督と合わせて1面で報じた。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「本田とパッツォ(パッツィーニ)がセードルフのために スペツィア戦で日本人がロッソネーロ初ゴール」と見出しをつけた。そして記者評価は7と高得点。「セードルフがスタジアムに到着したのは、残念ながら本田が得点を決めた後だった ピッチで最高の感触を残し見守る人々に印象づけた チームのメカニズムにうまく入り込んだ ピュアなテクニックと正確なパス、頭脳的なぴったりのクロスでチームを助けられる足を持つ」と称賛した。さらに注目の個人選手として取りあげ、プレー時間や有効パス数(44/49)、シュート数などのデータを記載した。
またコリエレ・デロ・スポルト紙も1面で「セードルフと本田でお祭り(パーティー)だ」とポジティブに報じた。中面では「セードルフがミランをハグ そして本田はゴールでおもてなし」と見出しをつけ、試合のプレー評価も7と選手の中では最高得点だった。担当記者は「運命づけられていたようだ。初先発で初得点。クオリティーが高く資質があり、プレースタイル、ピッチ上でのふるまいはとても“ヨーロッパ的”だ。正確なプレースタイルとその集中力はマニアックなほどだ」とコメントした。新監督となったセードルフのつけた背番号10を受け継いだ本田。成績不振な中、攻撃面で大きな力になり浮上のきっかけを作るのではないかと期待されている。