宮本恒靖氏がJ特任理事に内定
Jリーグが17日、新任の理事、特任理事を発表し、新設される特任理事に元日本代表DFの宮本恒靖氏(37)が内定した。特任理事は選手・メディア経験者を中心に選ばれ、理事会で意見を出せるが、議決権はない。
大東和美チェアマンの退任に伴い、村井満理事(54)が新チェアマンに就任。新任理事に女子マラソンの五輪メダリストである有森裕子氏、プロ野球・ロッテや米大リーグのメッツで活躍した小宮山悟氏らが名を連ねる。人事は31日の社員総会と臨時理事会で正式決定する。任期は2年。
新チェアマンの村井理事は83年にリクルート入社後、人材あっせんの関連会社社長などを歴任。実業団のリクルートで活躍した有森氏の理事就任は新チェアマンの意向もあった。就任に際し、「命を賭してもお受けしたい」と決意を語った。
歴代チェアマンは、初代の川淵三郎氏の後は4代目の大東氏までJリーグのクラブ社長経験者が続いていた。サッカー界外部からの就任は初めて。