フィッカ新監督、ザックから情報収集
J1FC東京が18日、東京都小平市のクラブハウスで新体制を発表した。マッシモ・フィッカデンティ新監督(47)はJリーグ初のイタリア人監督。同じイタリア人のアルベルト・ザッケローニ日本代表監督(60)を通じて日本について予習した上で就任した。
ザック監督について、フィッカデンティ監督は「彼の日本での活躍をうれしく思っています」と控えめに話したが、クラブ関係者によれば何度か会食もしているという。
「私は焼き肉やラーメンが好き」という日本食通な一面や、選手選考について「実績も考慮するが、状態が最もいい選手を選びたい」と語る点など共通点も多い。ただ、サポーターに「一番上を目指す」と宣言する強気な一面は、慎重なザック監督とは対照的だった。