岡崎今季9点目「今は調子がいい」
「ドイツリーグ、シュツットガルト1-2マインツ」(25日、シュツットガルト)
冬季の中断期間を終えて再開し、マインツの日本代表FW岡崎慎司(27)は敵地でのシュツットガルト戦にフル出場し、前半39分に今季9点目となる同点ゴールを決めて2‐1の勝利に貢献した。
マインツの岡崎が昨年8月の今季開幕戦に続いて古巣のシュツットガルトからゴールを奪い、後半戦に弾みをつけた。4シーズン目となるドイツでの自己最多ゴール数をさらに伸ばし「今は調子がいい」と胸を張った。
0‐1の前半39分、酒井高のパスをカットしたモリッツが前線のスペースへ送った浮き球に素早く反応。「体が常に(最終ラインの)裏、というふうになっている」と誇ったように、慌てて飛び出したGKと戻る酒井高より一瞬早く抜け出すと、右足で無人のゴールへ流し込んだ。
「あまり活躍できなかったスタジアム」という苦い記憶をぬぐい去るゴールで、昨季まで過ごした古巣のサポーターに強烈な印象を刻んだ。