横浜M俊輔、今年こそ“無病開幕”へ

 J1横浜Mは27日、横浜市内のマリノスタウンで始動した。4季連続で主将を務めることになったMF中村俊輔(35)は過去2年、春先に体調を崩したことを踏まえ、無病で開幕を迎える決意を示した。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を含めた4冠達成へ、ピッチ外でも全力を尽くす。

 鬼門は開幕前にある。一昨年はインフルエンザで宮崎でのキャンプに不参加。昨年も体調を崩して始動日に早退した。今年こそ無事に開幕を迎えたい。中村は「ノロ(ウイルス)が怖い。子どもが4人いるから、もらってきたらアウト」と警戒した。

 子どもには帰宅後の手洗いを指導し、「いろんなところに置いてある」と消毒液も完備。大黒柱の離脱はチームワーク成熟の遅れに直結するため、普段以上に高い意識で臨む。

 昨季は天皇杯を制覇したものの、リーグ優勝を逃した悔しさが残った。「全タイトルをいけるように」とリーグ戦、天皇杯、ナビスコ杯、ACLの4冠奪取を宣言。4月から5月にかけて、週2試合の過密日程が続くので、体調管理は重要だ。

 スペインのエスパニョール時代に対戦したウルグアイ代表FWフォルランのC大阪加入にも、「昔みたいに現代表みたいな外国人はいないから楽しみ」と好意的。特別なシーズンにするため、開幕まで細心の注意を払う。

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