C大阪・山口が新主将就任「夢だった」
J1・C大阪の「サポーターズコンベンション」が9日、大阪市内で行われ、詰め掛けた1000人のサポーターの前で、日本代表MF山口蛍(23)が新キャプテンに就任することが発表された。
かつて初代“ミスター・セレッソ”森島寛晃氏も巻いたキャプテンマークを、今季からMF山口がその腕に巻く。育成出身初の主将は「生え抜きとしてキャプテンをするのが子供のころから夢だった」。U‐18時代にも務めた主将だが、「重みが違う」と誇らしげに胸を張った。
今季は「自分としてもキャプテンとして挑んでいきたい」と考えていた。8日に沖縄キャンプから帰阪する際、空港でポポビッチ監督から主将就任を伝えられたという山口は、「うれしかった」と素直な思いを口にした。
「簡単に決められるシュートを外した時など厳しく言わないといけない」と、主将としての決意も示した。今季から加入するウルグアイ代表FWフォルランも例外ではない。「誰彼構わず言わないと、チームとして成り立たない」。“キャプテン山口”は、世界的名手にも臆するつもりはない。