フォルラン日本語あいさつ「おおきに」

 C大阪のユニホーム姿でサポーターに手を振るフォルラン=長居スタジアム
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 J1・C大阪に加入するウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が12日18時30分から本拠地・長居スタジアムで入団会見を行った。2010年W杯南アフリカ大会MVP&得点王のお披露目に、スタジアムには報道陣100人、サポーター1500人が集結した。

 この日の朝、関西国際空港着の航空機で来日したフォルラン。入団会見には白色のシャツにノーネクタイの黒のスーツ姿で登場。C大阪カラーのピンク色のマイクを向けられると、ウルグアイの日本大使館に通って学んできたという日本語であいさつした。

 「こんばんは。日本の皆様、はじめましてディエゴ・フォルランです。セレッソ大阪で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。日本政府、Jリーグの皆様、ここでプレーができる機会をいただき感謝いたします。以前から日本のファンでした。過去に3回、日本へ来たことがあります。素晴らしいおもてなしを受けました。たくさんの希望と夢を持って来ました。去年チームは4位までいきました。今年は良い成績を残せるよう精一杯努力します。どうもありがとうございました。おおきに!」と、一切の原稿も見ることなく、すべて日本語であいさつし、会見場には万雷の拍手が起こった。

 W杯得点王がJリーグでプレーするのは、ゲーリー・リネカー(イングランド、86年メキシコ大会得点王、名古屋でプレー)、サルバトーレ・スキラッチ(イタリア、90年イタリア大会得点王、磐田に所属)、フリスト・ストイチコフ(ブルガリア、94年米国大会、柏でプレー)に続いて4人目。W杯MVPとなるとスキラッチ以来、史上2人目となる。

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