レアル監督カード操作疑惑は否定
「スペインリーグ、ヘタフェ0-3Rマドリード」(16日、ヘタフェ)
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードが立ち上がりからの猛攻でヘタフェに勝利。前日開催で勝利していたバルセロナ、アトレチコ・マドリードと勝ち点で並び、再びリーグ首位タイとなった。
若手成長株のFWへセ、FWベンゼマが連続得点して早々と勝利を手中に収めた。守備も安定しており特にGKディエゴ・ロペスが働く場面もないまま無失点で終えた。チームは昨年10月26日のバルセロナ戦のあと25試合連続で敗戦がなく(21勝4分け)、アンチェロッティ監督は同じイタリア人監督カペロと並ぶクラブ歴代2番目の連続無敗記録を作った。最多の無敗記録はベーンハッカー監督の34試合となっている。
なおダメ押しの3点目を決めたMFモドリッチは、その後中盤でゴールキーパーのように横っ飛びから手でボールを止めイエローカードを“誘発”。次節エルチェ戦では出場停止になるものの、翌々週の大一番、アウェーのA・マドリード戦には問題なく出場できることになった。同じく累積警告4枚のDFセルヒオラモスも反則ギリギリの接触プレーを数回試みたが、こちらはカード提示までは至らなかった。
試合後アンチェロッティ監督は「イエローカードをもらいに行くようなことは奨励しない。なぜならイエローをもらいに行ってレッドを受けることもあり得るから」とカード操作の疑惑を否定した。