余計なお世話!セスクが“モウ”反撃

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのMFセスクが場外戦に参戦した。チェルシー(イングランド)のモウリーニョ監督に「自分の仕事に集中しろ!」と反撃した。

 21日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボによると、セスクは前レアル・マドリード監督に対し「彼はチェルシーと、引き分けに終わった試合について話すべき。ほかのことについて話すべきじゃないと思う。だって彼の問題じゃないだんから」と一刀両断。これは同監督が数日前に「今のバルサはここ何年の間で最悪」とプレースタイルを公然と批判していたのを受けてのもので、早い話が「余計なお世話だ」とクギを刺したことになる。

 バルセロナは、18日の欧州チャンピオンズリーグ・1回戦第1戦でマンチェスターCに快勝。ベスト8入りが現実的な状況だけに選手の口も滑らかで、この機にこれまでの溜め込んだストレスを発散するかのように話している。「もし僕らがモウリーニョのコメントを受けてモチベーションを上げなくちゃいけないのなら、僕らはサッカーのプレーをしていないことになる。ただ現実はリーグで上位にいて、国王杯は決勝に進み、チャンピオンズでも良い調子。僕らが失敗することを祈り、ここまでいろいろと(悪く)話している人たちもいるけど、これからしばらくは黙っていなくちゃいけないだろう」と反撃した。

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