マンU香川、途中出場も見せ場なし

 「欧州CL・1回戦第1戦、オリンピアコス2‐0マンチェスター・ユナイテッド」(25日、ピレウス)

 2試合を行い、日本代表FW香川真司(24)が所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はアウェーでオリンピアコス(ギリシャ)に0‐2で敗れた。香川は後半15分に出場し、トップ下や左の攻撃的MFでプレーしたが、見せ場はなかった。前回準優勝のドルトムント(ドイツ)は敵地でゼニト(ロシア)に4‐2で勝った。

 疲れた表情に無念さがにじんだ。マンチェスター・ユナイテッドの香川は0‐2の後半15分から出場したが、ほとんど仕事をできずに終わった。公式戦では約1カ月ぶりの出番。「いいリズムを取り戻したいという思いで入ったが、想像以上に難しかった」と、ため息交じりに話した。

 相手の厳しいプレスに攻撃の組み立てで苦しむ中、ピッチに入った。モイズ監督の指示は「どんどんボールを受けろ」。「一発で決められる選手はたくさんいるが、そこまで行けていない」と課題を感じていた香川はスペースに動き、積極的にボールを要求した。

 しかし、他の選手がその動きを見ていない。味方から初めてパスを受けるまでに約8分も要した。終始、ロングボールが頭上を行き来した。「パスを受ければ、必ず好機をつくれる自信があった」と言った通り、スルーパスや反転してのドリブル突破など、他の選手にない持ち味は出した。ただ、その機会自体が少な過ぎた。

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