本田、2試合ぶりスタメンもミラン敗戦

 ウディネーゼ戦の前半、競り合うACミランの本田(左)=ウディネ(共同)
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 「イタリア1部リーグ、ウディネーゼ1-0ACミラン」(8日、ウディネ)

 イタリア1部リーグ、セリエA第27節ウディネーゼ対ACミランが8日、ウディネのスタディオ・フリウリで行われ、ACミランの日本代表MF本田圭佑は2列目右サイドで先発し、フル出場した。本田にとって2月23日のサンプドリア戦以来、2試合ぶりのスタメンだったが、待望のリーグ戦初ゴールは生まれず、チームも後半の失点で敗れた。

 本田は前半26分、左サイドのМFロビーニョからパスを受け、ゴール前で完全にフリーという絶好のチャンスを得た。しかし、ここでは左側にいたМFムンターリに意表をつくパス。これをムンターリがシュートしたが、相手選手がカバーし、跳ね返ったボールを今度こそ本田がシュートしたが、大きく浮かせてしまい先制点のチャンスをものにできなかった。

 後半は守備でもチームに貢献。しかし同21分、チームはカウンターから先制ゴールを許してしまう。同25分にМFムンターリに代わって、MFターラブトが入ると、タイミングによっては、本田が司令塔の位置にポジショニングすることもあった。試合はそのまま終了し、ミランはユベントス戦に続いて連敗を喫した。 

 本田は試合後、待ち受けるサポーターからの写真やサインの要求に応じていたが、目が充血するなど、さすがに長旅後、丸一日での実戦はきつかった様子だった。

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